

2026/04/07、2026/04/08
宗沢香音の日記です。


放蕩書店のサイン本はちょっとちがう?
「ほうとうくん」とは、放蕩書店のキャラクターであり、あひるのようなドードーのような生き物です。世界中を旅をしながら、草枕で本を読むのが好きです。ドーナツも同じくらいLOVE!
この見慣れたようで、そうでないような——たいていは初対面の奇妙な存在を、著者さまに一匹添えていただきます。
※もちろん、「署名のみ」のサイン本もあるよ!
考えてみれば、これはなかなかに無茶な注文です。馴染み深い人はほとんどおらず、多くの作家にとって、ほうとうくんはその場で初めて遭遇する生き物。特徴を簡単に説明され、あるいは見本を一瞥し、「では、ひとつ」とペンを渡される。ちょっと気の毒ですらある。
しかし、わずかな戸惑いこそ、作家の「なり」がよく現れるのではないでしょうか?
いきなり未知の生物を前にしたとき、人はどのように線を引くのか。そこには、作家の癖や判断、あるいは世界との付き合い方まで、うっすらと滲み出るものなのかもしれません。


2026/04/04
朝、夫が部屋から帰る。私も可燃ゴミを捨てに外に出る。
風呂なし六畳の我が家の玄関を開け急な階段を降りて、手を振って別れようとしたところ、路地の目の前に住んでいる内装屋のおじいさんに声をかけられる。村上さんは私が休みの日に、自転車で地元の定食屋に連れて行ってくれる。むろん年長者に奢ってもらうただ飯である。貧乏人の腹をいっぱいにしてくれる。うまそうな匂いが立ち込めていなければ、三舎も避けるあばらやにずかずか入っていって、一番美味しいものを教えてくれる。たまに発言が意味朦朧としているところもあるが、舌はかなり肥えているとみた。また連れが手洗いに向かっている間に会計を済ますなどさすが東京生まれのシティボーイな振る舞いの名残で、娘を驚かせる。半年前、夫というか私の男の子と鉢合わせた村上さんは、大事な娘でも取られたような複雑な顔をしていたものの、この度は男の子を受け入れちゃんと挨拶までできた。ありがとう。背の高い優しい顔つきの男の子と私がすでに結婚していることを村上さんは知らない。私と夫は現在、別々の家に住んでいるが同居を目指していて、老人はいずれ自分の































